生きてるもののあたたかさ

    
   むむ・・・!


   
   むむむむむ!!!

この、愛くるしい白いフサフサは・・・
そう、麹です

みんなで集まっての味噌づくり。
私は途中で休暇をいただいたので、
実家にて、初めて一人で味噌を仕込むことにしました。

麹から、自分たちで育てる味噌づくりです。
蒸したお米と麹菌の種をまぜて、もろぶたに分けて
各自で持ち帰って育てます。

私の麹は初日、温度が25度くらいしかなくて、
風邪ひいとる!と、焦って布団に入れて、
湯たんぽもセットしました。
人間みたいですね〜

私は、麹を育てるのは2回目だったのですが、
初めて、麹に触れて、「癒されるな〜」と感じました。

その日は、久しぶりの休みで、買い物したくて
物にまみれてきたのですが、
不思議なことに、だんだん孤独感を感じてきたのです。
それで、帰って麹の菌がフサフサしている様子や、
触ってみて温かいのを感じると、
「あ〜落ち着く」と思ったのです。

何がどうしてそう感じたのでしょうか?
ある方が言っていました。
「(麹はあったかくて)誰かいるって感じよね」
そう、本当に、誰かいるって感じです
菌が生きて、活動しているから、温度も上がるし、見た目にも変化が起こる。
生き物、生命体の存在を感じるから、孤独感を感じなかったのかも。
気のせいかもしれませんが。思い込みかもしれませんが。

生きてる存在は、動物や植物だけじゃなくて、
目に見えない菌もそうなわけで。
生きものが放つ熱は、エアコンやヒーターの人工的な熱とは
別のように感じます。

とにもかくにも、味噌は無事に仕込み終えました。
   

おいしい味噌になっているかどうか・・・楽しみです

at 08:45, まみ, -

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竹ざるで米を研ぐ

 前にもちょこっと書いたのですが、
今、竹の米研ぎザルで玄米を研いで炊いています。

  

これは、橋詰さん・徳さんのご友人で、
現在大分県で竹細工職人をされている、うちはらさんが作ったものです。
昨年末に、まだ試作品の段階で、「使ってみて」といただきました。

私は竹ザルで米研ぎしたのは初めてで、
最初はおぼつかない手つきでしたが、
だんだんリズムよくシャッシャッとできてきました。

この研ぎザルを使い始めてから、
ご飯の炊き加減が格段に良くなりました!

以前は両手を使って研ぐ(拝み洗い?)方法で研いでいたんですが、
少し水っぽさが残るというか、炊ききれていなくて芯が残ってるというか・・・。

竹ザルで研ぐと、米同士がザルの中でまんべんなく擦れ合って、
全体的に「研げた状態」になるからでしょうか、
水をお米が吸いきって、良い塩梅に炊きあがるのです。
玄米なので白米のような柔らかさはないですが、
ふっくら感が出たような気がします。

竹ザル、すごい!

見た目も繊細で、何気なく壁にかけたり、棚に置いておいてもきれいです。
ひっくり返すと、

  
  (ザルの奥は羽釜)

お尻のところが模様になってるんです。細かい!
こんな素敵なザルなら台所にふたつもみっつも欲しくなります。

シャッシャッという音も、気持ちがいいものです
「米を研ぐ」という行為以上のものを体験させてもらっています。

これが、プラスチックのザルだとどうでしょうか?
「研げればいい」「安いから」というのであれば、100均などで買ってくれば済むこと。

なぜ、うちはらさんが作った、竹のザルがいいのか。
どうも、そこをひも解いていくと、ほんとの「豊かさ」という意味につながっているような気がします。
(私は、まだそこをうまく表現し、伝えられるまでに至ってはいないのです。。)

今言えることは、これまで信じられてきた「豊かさ」というものが
どこかの誰かにしわ寄せることで成り立ってきたのだということが分かってきました。
だから、その「豊かさ」が本来のものではないかもと、思うようになってきてます。

言葉では簡単だけども、本質を体感して理解するのは時間がかかるんですね〜

at 22:40, まみ, -

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ヨモギ先生

 昨日は、今度新しく仲間入りする北野さんご夫妻の、
借りることになった空き家に置いてある、
持ち主さんの持ち物をみんなで運び出しました。

総代さんをはじめとして、元電気屋のおいちゃんや持ち主さん、
私たちで。
総代さんは、60代後半で、まだ若手だそうです・・・

とはいうものの、日ごろから身体を動かしているからか、
みなさん元気・・・
若いもんがついていけないくらいです。

私も、荷物の運び出しやごみの仕分けをしていたんですが、
薄いガラスを割ってたときに、ガラスの破片が
ガスッと右手に
のえ〜血が〜!!ボトボト〜
ま、、傷口は全然広くなくて、ちょっと深いだけでたいしたこと
なかったんですが。。

最初は「病院に行かな!」という勢いだったんですが、
たいしたことないと分かり、
橋詰さんによる、手当てはまさかの、
 
   ガムテープ。

これは応急的な血止めとして、すぐ手にできるもので。

そして、周りに生えていたヨモギをもみもみして、

   

昔は、おいちゃんたちもこういう傷のときは、
病院で手当て、でなく自分たちで野草を摘んで貼りつけてたそうです。

車もそんなにないだろうし、病院も遠いし。
それよりも身近にあるもので、手当てする。
薬品(化学物質)で殺菌とかしないぶん、抵抗力もつきそうですよね。

そうするしかなかったのだろうけど。

今は、行こうと思えば病院へ行けるし、逆に民間療法のように、
自分で判断して対処する方法もとれる。
そこの見極めは、個人にゆだねられるところですよね。
それをすっとばすと、病院がないと健康に生きられない、と思いこむように
なるんじゃ?と、勝手に思っています。
   

at 07:36, まみ, -

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気持ちひとつに。

先週末、『ゆとりの家』の建て主さんのご厚意によって、
家づくりに携わる職人さんを呼んでの顔合わせが行われました

季節の鍋物や刺身の盛り合わせやおにぎりなど、
建て主さんの心のこもったおもてなしです。もちろん、お酒も。

宴の席を通して、建て主さんと職人さんの信頼を築き、
職人さん同士の親睦を深めます。

今回は、内子の西渕工務店さんが担当してくださいます。
左官の矢野さん、板金の成岡さん、建具の山本さん・・・など、
内子の職人さんが多い今回の家づくり。
みなさん、お酒が好きなのだとか。

   

(宴が始まって、皆さん食べることより飲みに集中しておりました。)

わきあいあいとした雰囲気で、各所で会話がはずんでいて、
こういう会、いいな〜なんて。
私も、職人さんたちと話すことができました。
お酒も入っているせいか、
普段は寡黙そうな職人さんも色々お話してくれました。
叱咤激励してくださる方もいて、改めて身の引き締まる思いもありました。
私がお話を聞いた職人さんは、みなさんそれぞれの考え方、
価値観を持っていて、「ああ、価値観ってこんなに多様なんだな〜」と、
なんだか新しい発見をしたような。
こんなに一度にいろんな人の価値観に触れられるのも、
こういった席であるからこそですね。

自己紹介では、熱い想いも語られました。
橋詰さんが言っていました。
「設計士は”先生”じゃないんです。もっとこうしたら良くなるという、
提案があれば、言ってください」
こういうみなが力を合わせたものづくりの場には、
「先生」は必要ないのかもしれません。

ただ、「いい仕事をしたい」という、その気持ちだけ。

そんな波動が、場を包み込んで、良い会になりました
建て主さん、一日準備から、夜遅くまで本当にありがとうございました

at 22:32, まみ, -

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型が、ない。

 先日、スコーンを作りました。

  

食べきりサイズの、ちょうどいい丸い大きさの型がなかったので、
手近にあるおちょこなどで試してみたら、
写真の、右側の味のあるぐい飲み(?)がちょうどよかった。
なので、これからは、お酒ではなく、スコーン専用として活躍するかも。笑

  

最初は、スコーン用の型がないので、100均で買って済まそうと思いました。
で、探したけど見つからないので、「いや、ちょうどいいのがあるかも」
と、我に返って(笑)

「こうじゃないと、だめ」っていうのが今は多いような気がします。
というか、自分で作り出してそこに無理にはめ込んでいる、というか。。
「スコーン用の型じゃなきゃだめ」みたいな。
クッキー用でもドーナツ用でもだめ、みたいな。
(あ、、私だけ?)
誰も、禁止も強制もしていないけれども。

設計のことでも、「こうじゃないと」っていうのにはめてしまうと、
建材に頼らざるを得ないし、広がっていかないようになるもので。

一定の枠から外れる者はこれまで除外されたり、
他者によって矯正されてきたように思います。
それで、これはまずいっていうことで、「ゆとり」が増えて、
それもなんだかまずいことになってきたらしい。

型にはまる、はめることがどういうことなのか。
それは誰が作ったのか、自分で生み出しているだけなのか。
その辺を、たまに考えさせられることがあります。

もちろん、スコーンに型はあった方がいいと思いますが。
これも、思いこみかもしれませんね(笑)

at 07:34, まみ, -

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蒼園さんとお花見

 先日、いつも庭工事でお世話になっている今治の造園屋さん、
『蒼園』の皆さんとお花見をしました

お花見をした玉川ダムの湖畔では、
桜が満開で、散り際でもあって、
花びら舞い散るなかでの雰囲気たっぷりな日和

もちろん、お昼は持ち寄りで
蒼園さんは前日から燻製を作って来てくれました〜

   

各自腕をふるった料理の数々です
桜の花びらもいい具合にトッピングされてます。
   

料理はただレンジでチン!とかお金で揃える、ではなくて、
自分たちで採ってきた食材を使っていたり、
自分たちの手で調理していたり。
エネルギーが入っていて、どれもおいしかったです
楽しみ方を知っているって、豊かさにつながるんですね〜

『つながる家+つなげる家』では、
とても素敵な庭づくりをしてくれた蒼園さん。

少数精鋭で、私と同世代の方が3人もいる(いまどきめずらしい?!)
活気ある造園屋さんです。

おいしいお昼を囲みながら、お酒をたしなみながら、
話もはずんで日が暮れて、誰もいなくなって、寒くなっても(笑)
同じ方向を向いて、より良いものを作っていく仲間として、
熱い語り合いは続きました

時には、通りすがりのカメラ好きなおいさんに写真を撮ってもらいつつ・・・
   

時には、日が陰ってきて、寒いので、
日光を求めて大移動したり・・・
   

こんなにお客さんのことを想っていて、
納得いくものづくり、庭づくりをしたいという想いがある蒼園のみなさん。
一人ひとり個性の違う人間が、集まって同じような方向に向かって、
進んでいく。それってよく考えればすごいことだな、と。
この日のように、おいしいものを囲んで語り合うことの豊かさ。
みんないい表情してました〜

こういう場に参加できてることが、私も嬉しいです

at 15:18, まみ, -

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じく、ひとつ

ここ最近、毎日暖かく、春本番という感じですね〜 

近所の桜も咲き誇ってます
   

   

おいしい実のなる木もいいですが、
目を楽しませてくれる花咲く木もいいですね〜

そして、こちらはおいしい木?からの産物。
ワカメとの物々交換で頂いたしいたけを・・・
   

切って干ししいたけにしました。

   
しいたけのじくも、細かくさいて干します。

以前は、じくは使えないし〜と、捨てていました。
が、じくこそ、いいダシが出るのだそうです!
(私の舌では違いが分からないのですが
じくだけでも結構な量になりますし、そう言われれば、もったいない・・・

確かに。考えてみれば、じくの部分は栄養分を吸収するところだし(たぶん)、
そこでしっかりと木にしがみついている部分なので、
生命力が強そうです。
繊維もしっかり詰まっているし。
だからこそ、良い味、ダシが出るのかもしれませんね〜
人間と同じですね

そこにあるものを生かせるかどうかを知っているか否かで
変わってくることも色々ありそうです。

じくを細かくさく作業は、結構時間がかかります。地味だし。
でも、裏の畑で、鳥の声を聞いたり(ウグイス他多数います)、
暖かい空気とか、土っぽい春っぽい匂いを感じながらいると、
ああ〜、これが豊かさ、幸せなんかな〜?
と、思うのです。見出してきた、というか。
前回も書いたようなことなのですが。

そう思うと、すんごく、豊かなところに住んでいるなぁと(町なかだけど)。
これ以上になにを求める?

いや、私にはまだまだ物欲が。あとつまらない見栄とか執着とか不安とか。
だけども、毎年こうやって永い永い年月の間繰り返し繰り返し春が
決まって訪れてくれるように、
日々の地味でささいな出来事の繰り返し繰り返しの中で、
じんわりと分かってくることもあるんだな、と。

むしろ、そういった「繰り返し」のなかからしか、
学べない事の方が多いのではないかと、私の場合ですが思うようになってきました。

今の人たちは、めぐりめぐる営みから体感する過程がすっぽり抜けているのかも・・・?
私もかなりずっぽり抜けていますので〜

しいたけのじくから話が飛んでしまいました
これも、しいたけのように、軸(芯)の通った人間になるための過程なのです。





at 13:49, まみ, -

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ビューティフルサンデー

 いつのまにか4月です、早い!

入社式も始業式もないですが、
春だし、気分一新したいところです

・・・自分のことも十分、分かってきたところ。
あとは、実践あるのみ。

4月は誕生月ということもあってか、特に好きでウキウキします。
今日も天気が良くて、いい一日になりそうです


   

at 10:06, まみ, -

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『ゆとりの家』打ち合わせ

 いよいよ動き出す『ゆとりの家』

そろそろ大工さんの墨付け・刻みの時期です。
その前に、詳細図面には書ききれないもっと細かな開口部枠の収まりや
現段階で不明な点を確認するための打ち合わせがありました。

   ↓棟梁の中山さんと軸組模型を見ながら   
   

図面を書いたら終わり。ではなく、
「ここが少し材が細いので、もっと強くするためにはどうしたらいいか?」
など、家を、より長く持たせるための策を、話し合っています。

   
   ↑もっと詳細な図面を見て注意点などを確認

場合によっては、指口が集中するような部分の材の欠損を少なくするために、
一部の材の高さを変更したり。

「ここはこれくらいで大丈夫」とか、
「この継ぎ手はこうの方法がいい」など、
棟梁の智恵と経験が、家づくりを一層力強くしてくれているようです。

住まいを長く持たせるため、いいものを作っていくため、建て主さんのために。
設計者と職人さんが協力して生み出していく家づくりの過程の一端を
垣間見ることができたような。

打ち合わせが終わって、外で木材を確認。
   
   静かに墨付・刻みを待つ木材たち。

   
どの材をどこに使うか、番号が振られています。

   
節の入り具合?を見て、どちらの面を見えるようにするのがいいか、とか。

本当に、奥が深いものです。昔ながらの家づくり。
職人さんの智恵なしには成り立たないものですね〜







at 07:34, まみ, -

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幸せメガネ

 少しずつ暖かくなってきている毎日ですね。
空気の中に春成分が多くなってきているのを感じると、ウキウキしますな

最近は図面を書いたり日々の暮らしのことをして過ごしています。
一日、パソコンの前に座ってると体がバリバリになりますね

ところで、今年に入ってから、お米をザルで研いでいます。
橋詰さん・徳さんのご友人で、大分で竹細工職人をされている
うっちーの試作品ということで、いただいたものです。
これを使い始めてから、お米をおいしく炊けるようになりました!
(詳しいことはまた、後日書きます)

このザルで、米を研ぐときのシャッシャッというリズム感が、
いいなぁ、好きだな〜と、最近感じている自分に気がつきました

あと、事務所の裏にある畑を最近、かわいらしいなぁと思う
自分がいることに気がついてきました
だから、前よりも畑が気になる自分がいる。。

夜寝る時も、布団にもぐりこんで、あったかいな〜とか、
気持ちがいいなぁ〜と、思う自分がいます

ああ、幸せとは、こういうことなのかもしれんなぁと、自分に言い聞かせてみてます。

私はこれまで、何か劇的なこととか、目に見えてすごいことこそが
幸せなことだと思っていたのだと思います。
だから、日常のささいなことに気がつかない。

心のなかでは感じているのかもしれないけど、
目先の表面的なことにとらわれて、霧がかかったような状態。

おそらく、「幸せな人」とは、日々のささやかな出来事に素直に感動・感謝
できる人なのではないか、と。
幸せメガネでどれだけ物事を見ることができるか。。。
心の底から湧きあがる幸せ感に浸ることができたとき、
はじめて自分以外の人を幸せにできるって、よく言われますよね。

そういうことなのかぁと、毎日の繰り返しの中で、
思うようになってきました。
曇ったメガネを、幸せメガネに変えること。

大げさに聞こえますが、これが人生のひとつの目的なんだな、と。
でも、すごくシンプルではないですか?
せっかちな私ですので、急ぎすぎて、メガネをかけ間違えないようにしないと・・・

at 21:33, まみ, -

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